NPO活動
NPO団体や企業、県民の方などが協働した活動情報を掲載しています。
空腹を満たす食事では体は作れない!!
『空腹を満たす食事では体はつくれない!!』
「何でごはんを食べるの?」と聞かれて「おなかすいたから~」などと言っている選手!!
本当にそれでいいのか考え直してください。
成長期の選手には
1、毎日の練習分のエネルギー
2、勉強で頭を使うエネルギー
3、使った体を補充する材料
4、体の成長分
の栄養素を含む『ごはん』が必要で、プロの選手なんかよりも沢山の栄養素が必要なんです。
試合で100%の力を発揮するには、まず、毎日の練習に耐えられるだけの「体」が基本になり、その体を作るのは「ごはん」から摂取する栄養素です。どんなに筋トレをしても筋肉の材料になる「たんぱく質」がなければ筋肉はできません。筋肉は生み出すのではなく、取り入れたものを鍛えて作り上げるもの!」栄養素たっぷりのごはんを「しっかり食べられる体力」をつけることが成長期の選手には一番大事なことです。
そこで!! 食べられる体力をつける4つのトレーニング方法。
1,よくかむむこと。
消化は食べ物が口に入った瞬間から始まっているため噛むことで消化を助け、効
率よく吸収できる。
2,水分補給をこまめに
水は食べ物と一心同体。水分の取り方を間違えると食事が食べられなくなる。水
はのどが乾く前にこまめに少しずつ飲む。
3,姿勢を正し、腹筋を鍛える。
腹筋が弱いと内臓は下に垂れ【胃下垂】やすく、消化吸収能力が悪くなる。
4,朝型の食べ方をする。
「朝が一番食欲旺盛!」が理想。朝、しっかり食べると胃が大きくなりそのあと
の一日に必要な量のごはんを食べることができる。日中、酷使した内臓を夜は
おなかをすかせてしっかり休ませるのも大切なトレーニング。
さあ。このトレーニング法で「食べられる体力」をつけ練習に負けない体になろう!
『栄養素たっぷりのごはん』とは?
スポーツ選手の食事の基本は、主食・主菜・副菜・汁物・果物・乳製品の6つを揃えること。詳しい「5大栄養素」は次回のテーマにしまして。。。
主食からは糖質、主菜からはたんぱく質・脂質が、副菜や汁物からはビタミン・ミネラルが・・・というように、これら6つをそろえると成長期のスポーツ選手とって必要な栄養素を確保することができます。しかし、現実的に毎回の食卓に6品をそろえるのは大変なこと。
品数は減っても栄養のバランスがよいものを食卓に並べてください。栄養バランスのチェック法としては、食卓に並べた「料理の色」で見てください。
赤・・・肉・魚・卵類【たんぱく質・脂質】
白・・・ごはん・パン・豆腐・乳製品【主に糖質】
緑・・・緑黄色野菜
黒・・・ごま・しいたけ・海藻
茶・・・根野菜類
黄緑・・淡色野菜
このように、いろいろな色が並べば沢山の食材を使ったことになり「栄養素たっぷりのごはん」になります。
選手の皆さん。毎食、一生懸命「栄養素たっぷりのごはん」を作ってくれるお母さんに感謝しながら「食べられる体力」をつけましょう!
【参考文献】ベースボール・マガジン社 野球食
海老 久美子
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