NPO活動
NPO団体や企業、県民の方などが協働した活動情報を掲載しています。
大分市 津波防災まちづくり住民説明会
津波災害警戒区域の指定に向けた住民説明会が、8月から9月にかけ市内5地区(計6回)で開かれ、自治会の役員、自主防災組織、避難ビルオーナーなどが参加しました。
EPPも司会や説明会資料の作成などのお手伝いをさせて頂きました。
現在、大分市のハザードマップは南海トラフの巨大地震を想定していますが、別府湾を震源とする地震を考慮すると、津波がより高くなり、浸水範囲が広がったり、津波の到達が早まったりする可能性があることが説明されました。
津波災害警戒区域に指定されると、最大クラスの津波に備えたハザードマップの作成が義務づけられ、これに伴い避難場所の見直しも進められます。見直しにあたっては、住民の意見を聞きながら進める方針です。
説明会に参加した自治会の会長は「今回の説明で、指定後の影響を理解できたので、住民にも伝えたい」と述べました。
大分市では、説明会の実施、避難ビルオーナーの意向確認を経た後、来年度以降に津波災害警戒区域の指定を目指し、ハザードマップの改定を行う予定です。
防災危機管理課からは「指定によって浸水想定や避難場所が変更されるため、住民に混乱がないよう丁寧に説明していきたい」と話しています。
担当・お問い合わせ先
山口 虎之助
住 所 〒870-1152 大分県 大分市 上宗方字小迫918番地76
電 話 097-507-2675
E-mail [email protected]